セブン-イレブンで売られている、参鶏湯の材料です。
サラダチキンで作る、と書かれていますが、サラダチキンは鶏肉の代わりに料理に使うのには不向きなので、もも肉を茹でて使おうと思っています。
戦前、朝鮮半島が大日本帝国の一部になっていた頃の話。父の話では、学校でも軍隊でも、ごく普通に朝鮮半島出身の人がいたそうです。ただし、既にチョーセンという言葉が差別的な意味を持っていたためか、朝鮮とは言わずに「半島」と言うように指示されたそうです。
半島出身のお友達に、おいしい食べ物は何だ、と尋ねたら、参鶏湯と答が返ってきたとのこと。サムゲタンやサンゲダンとかいまの日本では言われていますが、その時の父の耳には、シャー??と聞こえたようです。(サムゲタンとは聞こえなかったのですって。)
戦後、父は韓国に旅行して参鶏湯を食べました。とても美味しかったそうです。
余談ですが、外国の言葉の表記は難しい。
スペインの料理にパエリャってありますね。子供の頃は、パエーリヤと言っていました。しかし、ある時に、パエジャが正しいというので、パエジャと言うようにしました。
でも、パエーリヤとかパエリアとかパエリャと言う人が多いですね。長音はNGとしても、ジャでもリャでもどちらでもいいそうです。
ヨーロッパ旅行から帰ってきた父から、あの有名な磁器の人形はリヤドロではなくジャドロって言うんだよ、と聞いていたので、パエジャが正しいんだ!と信じていました。でも、本当はどっちでも良かったんだ…。
言葉は通じることが大切ですしね。とりあえず皆に通じる表記(現地では違う発音でも)を使うということも良いと思います。
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